ひとはなぜ山に登るのか。
「そこに山があるから」
登山家マロニーはそう言ったそうだ。
とすれば、やはり我々にも同じことが言えるのだろう。
「そこにバケツがあるから」
ということで。
やってまいりましたバケツシリーズ。以前のWJDNオフ会で「バケツから離れない?」と怒られたんですが、やっぱりバケツがあったらやってみたくなるのが人間のロマン。どんな悲劇が待ちうけようとも、我々は戦友の屍を越えていかなければならないのです。
そんなわけで、今回は5リットルのバケツをチョイス。ホントは10リットルとか用意したかったんですが、今回は控えめに。それとあわせて、フルーチェはミックスオレンジを全部で10箱用意。フルーチェだけで2リットルあります。1袋4人前なので、10袋で40人前。で、フルーチェと牛乳を1:1で作るので、牛乳は2リットル分用意。バケツはホームセンターで購入。フルーチェはディスカウントショップで1個98円。牛乳は業務用スーパーで158円でした。
・実践
2005年8月20日に広島県内の某所で行われた、高速隊夏企画「なちゅききゃきゅ2005」にて、今回の作戦は決行されました。焼肉したり、川で遊んだりしつつ、程よく胃袋に隙間が出来たところで作戦開始。
※以下の画像はすべて「ひな」提供。後藤のデジカメは最近調子が悪いの。
まずはバケツをすすぎ。前夜にきちんと洗ったんだけど、遊んでる最中は外に置いてたからね。
仲間とともにフルーチェ原液をバケツに投入していく、バカ隊長。これから発生する惨劇に胸を躍らせ、自然と笑いがこみ上げてくる。
(;−−)
フルーチェ原液がすべて投入されたバケツ。なんで、こうバケツに入ってるだけでヤーな感じに見えるんですかね。間違っても、ゲ○とか怪しい虫入りとかそんなんではございません。あくまでもこれはフルーチェ「ミックスオレンジ」です。この画像で吐き気を感じてもどうしようもありませんのでご了承ください。
牛乳投入。何にも考えずにガンガン注いでいきましょう。
バカ隊長は至って楽しそうです。あっはっはっはっは。
混ぜます。まぁ、牛乳投入の段階で勢いよく入れてるので、大体混ざってるんですが。しかし、混ぜるものを忘れたために仕方なく割り箸で混ぜることに。
完成。適当に入れてさぁみんなで食えー。13人で40人前食うくらい何とかいけるだろ。ってことで、食います。
ご満悦のバカ隊長。後ろは、そんなバカ隊長に付き合って仕方なく食ってくれている高速隊の面々(ただしこいつらも似たようなもん)。
で、出だしは怪鳥快調だったものの、1杯食い終わった時点ですでに飽きる。味がすんごく単調なんだもん。しかし、調味料とか入れ始めると大変なことになるのはわかりきってるので、メンバー全員で黙々と食い続ける。
もうどうでもよくなってきたバカ隊長(左)と頂点を通り越して笑いがこみ上げてきたバカ隊長(右)。正直、最後の方はものすごーく辛かった。
よ、よし。底が見えてきた。中に入ってるコップは、おたまとか持ってくるのを忘れたので、仕方なく入れるのに使った紙コップ。
もうちょっとで終わり、もうちょっとで。
よっしゃ、終わった! 4リットル分のフルーチェ(40人前)食いきったぞー!
・結論
バケツシリーズは、バケツでやったものしかわからない世界があることがよくわかりました。正直、もういいよね?
ただ、学園祭とか大規模なキャンプとかで、大人数に振舞うには非常に効率的な作り方かもしんない。